吉田秀彦、パーク24監督から柔道復帰

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向かって左から西川社長、吉田監督、全日本柔道連盟上村春樹会長、全日本柔道連盟吉村和郎強化委員長
  • 向かって左から西川社長、吉田監督、全日本柔道連盟上村春樹会長、全日本柔道連盟吉村和郎強化委員長
  • 吉田監督(向かって左)と西川社長

時間貸駐車場タイムズを運営するパーク24は、同社柔道部の監督にバルセロナ五輪金メダリストの吉田秀彦氏が就任したと発表した。吉田氏は昨年プロ格闘技を引退、今年5月12日付で全日本柔道連盟の指導者登録を受け柔道界に公式に復帰し、同じ日に監督に就任した。

吉田新監督は12日に東京都内で開かれた記者会見で「やるからには日本一のチームを創っていきたいし、ゆくゆくはオリンピックの金メダリストを育てたい」とコメント。

「自分の若い頃と比べて実業団による勧誘の時期が早くなったのか、目立つ選手がいない。柔道界を盛り上げるためにはヒーローが必要。指導者として、自分と比べて『なぜできないのか』と思いがちだが、そうではなく各選手のいいところを伸ばしたい。日本一になるまで5年、(同席のパーク24西川社長を見て)いや、もう少し早く」

パーク24代表取締役西川光一社長は「企業は社会貢献しなければならない」といい、本格的に柔道部を育てるとする。「先代で創業社長も私も経験があったことから、2010年1月にパーク24柔道部を設立した。付き合いのあった吉田氏にアドバイザーになってもらい、このたび監督に就任してもらった」。

パーク24は来年秋に、東京目黒区に200畳の専用道場を開設する予定だ。

《高木啓》

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