タタモーターズは1日、4月のインド新車販売(輸出も含む)の結果を公表した。総販売台数は6万4383台。前年同月比は13%増と、2桁の伸びを維持している。
タタのインドでの主力は商用車。4月は3万6738台をセールスし、前年同月比は19%増。このうち、LCV(ライトコマーシャルビークル)は、前年同月比28%増の2万2802台だ。
また4月のインド乗用車販売は、前年同月比6%増の2万3387台と、2か月ぶりのプラス。超低価格車の『ナノ』は1万0012台を売り上げ、前年同月比は184%増と大きく伸びた。
ナノ以外の車種では、『インディゴ』シリーズが5282台を売り上げたものの、前年同月比は27%減と2か月連続で減少。『インディカ』シリーズも53%減の4250台と、4か月連続のマイナスだ。一方、『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』シリーズは、15%増の3843台と引き続き好調だ。
4月の輸出台数は4258台。前年同月比は36%増と、3月の45%増に続いて、大幅な伸びを維持している。