日本自動車産業の歴史…経営トップの行動

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『企業風土とクルマ』歴史検証の試み
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『企業風土とクルマ』
歴史検証の試み
著者:桂木洋二
発行:グランプリ出版
体裁:A5判、384ページ 定価:2940円

著者の長期の取材をもとに日本の自動車産業の歴史を検証・総覧する。自動車の技術史は語られることが多いが、本書は企業動向、業界動向をまとめあげ、「企業風土とクルマ」をあぶりだす。

日本の自動車メーカーの歩みを経営トップの行動を中心に振り返る。日本初の自動車会社「快進自働車工場」が設立されたのが1911年。今2011年は、日本で自動車メーカーが誕生して100年という記念の年になる。自動車が産業としてあるいは市場として確立するのはもう少し後で、本書の第1章は30年代、トヨタ、日産の創業から始まる。

各メーカーの経営トップはいかに行動し、企業の方向性を決めていったのか? その会社が持つ文化や特性はクルマづくりにどう影響してきたのか?

《高木啓》

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