トヨタ自動車が25日発表した3月の生産・国内販売・輸出実績によると、国内生産台数は統計が残る1976年1月以来、全ての月を通じて過去最低となった。
3月の国内生産台数は東日本大震災の影響で12万9491台に止まり、前年同月に比べた減少幅も62.7%と3月として過去最大だった。全ての月を通じてもリーマンショックで減産していた2009年2月(前年同月比64%減)に迫る減少幅だった。
国内生産の減少にともない、国内販売も前年同月にくらべ45%減の11万5196台となり、3月としては1974年に次ぐ低いレベルとなった。輸出は同33.4%減の10万7751台となり、3月としてはリーマンショックで海外の需要も激減していた2009年の7万9822台に次ぐ低水準だった。