自走式クレーンが歩道に乗り上げ、小学生6人死亡

自動車 社会 社会

18日午前7時45分ごろ、栃木県鹿沼市内の国道293号を走行していた自走式クレーン車が斜行するようにして対向車線側へ逸脱。道路右側の歩道に乗り上げ、登校中の小学生6人をはねる事故が起きた。6人全員が死亡。警察は26歳の男を現行犯逮捕している。

栃木県警・鹿沼署によると、現場は鹿沼市樅山町付近で片側1車線の直線区間。クレーン車は速度を保ったまま対向車線側逸脱。そのまま道路右側の歩道に乗り上げ、集団登校を行っていた小学生15人程度の列に突っ込んだ。

この事故で9歳から11歳の児童6人が全身強打で死亡。警察はクレーン車を運転していた日光市内に在住する26歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。6人死亡後は容疑を同致死に切り替え、捜査を行っている。

当初、男は「居眠りをしていた」と供述していたが、てんかん発作で意識を失っていた可能性が高くなり、警察では既往歴などを調べている。

また、以前にも同様の逸脱・衝突事故を起こして小学生に重傷を負わせており、有罪判決を受けて執行猶予中だった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース