昭和シェル、塩釜油槽所が10日から全面復旧

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昭和シェル石油は、4月10日から塩釜油槽所で通常出荷を開始すると発表した。これにより同社グループの油槽所は全て復旧し、震災前と同様の出荷基地体制が確保される。

同社は震災の影響で出荷を停止していたJONET八戸油槽所について調達した部品を交換し2日から通常出荷を再開した。これに続いて塩釜油槽所も10日に再開する見通しとなった。八戸油槽所は2万8721キロリットルのタンク容量を持つ。

また、震災前は83台の配送体制だった東北地区向けローリーは、震災で15台が損傷し、68台となったものの、配送力を増強させるために増車し、現在は101台体制となっている。これら出荷基地の復旧とタンクローリーの増車で、東北地方の太平洋岸にあるサービスステーションへの石油製品の供給体制が大幅に増強される見通し。

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《レスポンス編集部》

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