日本自動車販売協会連合会が発表した3月のブランド別新車登録台数によると、東日本大震災の影響でスズキを除く乗用車全ブランドが前年割れとなった。
トヨタは前年同月比45.9%減の11万0667台とほぼ半減となった。国内シェアは39.6%となり、40%を割り込んだ。
シェア2位の日産は同37.7%減の4万5700台となった。ホンダは同28.3%減の4万3329台と、トップ3ブランドの中では最もマイナス幅が小さかった。
マツダは同37.7%減の1万5320台、スバルが同46.7%減の7574台、三菱自動車が同47.6%減の6734台と軒並み4~5割近い落ち込みとなった。
スズキは前年同月の水準が低く、ソリオの販売が好調だったため同12.8%増の8512台となり、シェア5位となった。
レクサスは同10.2%減の4417台と1割減にとどまった。ダイハツは同69.0%減の295台。
トラックは日野が同7.6%増の5108台と前年を上回った。いすゞは同4.3%減の6012台、三菱ふそうが同5.8%減の3272台、UDトラックスが同3.7%減の947台と、マイナスとなったものの、マイナス幅は1桁台だった。