日本興亜損害保険は、自動車保険を契約する際にウェブサイト上で契約内容や特約が確認できる「Eco-Net約款」を選択すると、1件につき50円を同社の負担で東北地方太平洋沖地震の義援金として寄付する仕組みを5月から始める。
従来、自動車保険にカーボンオフセットの仕組みを導入し、1件につき50円を負担して排出権を購入し、政府に無償で寄付しているものを一時的に停止し、その資金を震災で被災した人達への義援金に充てる。5月1日から9月30日まで実施する。
「Eco-Net約款」のほか、保険証券を発行する代わりにウェブ上で契約内容などを確認する「Web確認」を契約の際に選択した場合や、事故修理時、破損部分を交換ではなく補修で済ませたり、修理の際にリサイクル部品を使った場合にも同様に1件あたり50円を寄付するという。