オーストラリア初のスーパーカーが誕生した。現地のJOSSデベロップメンツ社が、『JP1』のプロトタイプを披露したのだ。
同社は1998年に設立された新興メーカー。カーデザイナーのマット・トーマス氏が中心になって、オリジナルスーパーカーの開発を進めてきた。そして今回、JP1と呼ばれる市販直前のプロトタイプが初公開されたのだ。
2シーター・2ドアクーペボディのミッドシップには、オールアルミ製のV型8気筒ガソリンエンジンを搭載。最大出力は500ps以上を発揮する。トランスミッションは6速MTだ。
カーボンファイバー製モノコックにカーボンやケブラーを使ったボディを組み合わせ、車両重量940kgという軽量さを実現。その結果、0-100km/h加速3秒以下、最高速340km/hという刺激的なパフォーマンスを実現する。
同社はJP1の年内発売を目指して、プロトタイプを用いた最終仕上げに取り組む。現地価格は、約50万オーストラリアドル(約4200万円)を予定している。