曙ブレーキ工業は、曙ブレーキ山形製造や曙ブレーキ岩槻製造が3月14日から操業を再開したことを明らかにした。
山形、岩槻ともに、11日発生した東日本大地震で建屋や設備が損傷したものの、13日までに復旧作業を終えた。
また、館林鋳造所は現在、復旧作業中で15日から生産を再開する予定。
同社で最も被害が大きかった曙ブレーキ福島製造は一部建屋、設備の損傷があったが、電力供給の遅れ、通信不通により詳細確認ができなかった。13日午後から電力供給が再開されたため、現在は、復旧作業中だという。
福島県いわき市の曙プルービンググランド(テストコース)は、テスト道路、設備、建屋などの損傷があり、詳細については調査中としている。