飲酒運転の発覚恐れ、クルマ放置して逃走の男逮捕

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5日午前5時10分ごろ、群馬県みどり市内の県道で、道路沿いの駐車場へ入ろうとバックしていたトラックに対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。乗用車の運転者はクルマを放置して逃走したが、警察は後に34歳の男を逮捕している。

群馬県警・桐生署によると、現場はみどり市笠懸町阿左美付近で片側1車線。トラックは道路沿いにある駐車場へ入るためにバックで進行していたが、そこに後ろから来た乗用車が追突した。

この事故でトラックを運転していた栃木県佐野市内に在住する47歳の男性が打撲などの軽傷。乗用車を運転していた男は現場へ車両を放置して逃走したが、後に現場へ戻ってきたことから、警察はこの男を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

逮捕されたのは現場近くに在住する34歳の男で、酒に酔った状態だった。調べに対しては「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」と供述しているようだ。警察では飲酒した場所や量の特定を進めているが、一度自宅に戻っていることから、重ね飲みの可能性も視野に入れた捜査を行っている。

《石田真一》

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