デイトナが発表した2010年12月期の連結決算は、最終利益が前年同期比57.2%減の4100万円と減益だった。早期希望退職制度の実施などで特別損失を計上したため。
売上高は同4.7%減の60億6300万円と減収だった。インドネシア子会社の現地バイクメーカーへのOEMは好調だったものの、国内卸事業が低調で、小売事業もカスタムパーツなどが不振だった。
収益は、付加価値の高い消耗品やメンテナンス関連製品が堅調だったため、営業利益は同15.1%増の1億9600万円、経常利益が同9.2%増の1億7800万円だった。
今期の業績見通しは売上高が同2.9%増の62億3800万円、営業利益が同16.3%増の2億2800万円、経常利益が同14.1%増の2億0400万円、最終利益が同200.6%増の1億2300万円となる見通し。