古河電池が発表した2010年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比3.8%増の23億3600万円と増益だった。
売上高は同12.4%増の317億1600万円と2ケタの増収となった。今夏の猛暑による補修用バッテリーの販売数量の増加やエコカー補助金・減税の効果などで伸びた。
収益では、経常利益が同4.8%増の23億1600万円、当期純利益が同7.8%増の13億6900万円だった。
通期業績見通しは海外売上げが予想以上になる見通しで売上高は前回予想よりも10億円増の430億円に上方修正した。収益も売上げ増による粗利増加や海外子会社の利益向上などを想定、営業利益は7億7000万円増の32億7000万円、当期純利益は2億5000万円増の17億5000万円となる見込み。