大雪で埋まったクルマ、運転者が一酸化炭素中毒で死亡

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2日午前8時50分ごろ、福井県鯖江市内の公民館駐車場で、駐車されていた乗用車の車内で男性が倒れているのを出勤した職員が発見した。男性は現場で死亡を確認。クルマはエンジンが掛かったままの状態で雪に埋もれていた。一酸化炭素中毒とみられる。

福井県警・鯖江署によると、現場は鯖江市大野町付近。クルマはエンジンが掛けられた状態で駐車されていたが、前夜から降り積もった雪が80cmほど積もり、クルマは雪に埋もれた状態となっていた。出勤した職員が不審に思い、雪を掘って確認したところ、運転席に倒れている男性を発見したという。

職員が地元消防に通報。駆けつけた救急隊員がその場で死亡を確認した。後の調べで同市内に在住する66歳の男性と判明している。

クルマは排気口が雪に完全に埋もれた状態。運転席側だけは雪が少なく、男性が何度か車外に出た形跡もあるという。警察では車内で暖を取っているうち、一酸化炭素中毒で死亡したものとみている。

《石田真一》

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