TSテックが発表した2010年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期の約3倍増の160億100万円となった。
売上高は前年同期比19.1%増の2701億9500万円となった。日本、米国、中国、タイなど、世界各地でホンダからの四輪車部品の受注が増加したため。二輪車部品もインドのホンダ向けが好調だった。
収益では、増収に伴う利益増や原価低減の効果もあって経常利益は同152.4%増の165億6300万円となった。当期純利益は同212.3%増の89億6100万円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。