複数EC販売一元管理サービスを提供するストラップヤネクストとセイノーホールディングスの子会社セイノーフィナンシャルは27日、事業提携を発表した。
今回の提携で、両社はECと物流をあわせたトータルソリューションを提供していく。
まず、複数EC販売一元管理サービス「ネクストエンジン」と西濃運輸のウェブ出荷支援システム「カンガルーマジックII」や倉庫管理システムである「スリムス」を連携、EC事業社の受注から出荷までをサポートする。
また、ストラップヤネクストは、輸送事業の中核を占める西濃運輸のインターネット販売「バックヤード支援サービス」を、セイノーフィナンシャルはストラップヤネクストの複数EC販売一元管理サービスのネクストエンジンを、それぞれの顧客企業に対して提供するスキームの構築を進める。
ネクストエンジンは、複数のショッピングモール、カートシステムで運営されている店舗の受注管理、在庫管理や複数モール間在庫連携などが可能なクラウドサービスで、店舗運営での業務効率の改善と販売機会損失の軽減を図れる。
バックヤード支援サービスは、ネットショップの開業からその発展段階にあわせて、配送・梱包・倉庫・倉庫管理システムなど、必要な物流サービスを提供するサービス。西濃運輸は法人企業間の貨物輸送が得意でバックヤード支援サービスでは、保有する2万4500台のトラック、538か所のトラックターミナル、60万平方mの倉庫を利用することで、日本全国でサービスを提供する。