『918RSR』のベースは、ポルシェが2010年3月のジュネーブモーターショーに出品したハイブリッドスーパーカーコンセプト、『918スパイダーコンセプト』。918RSRでは、オープンボディをクーペ化するなど、市販を意識した仕様とされた。そのデザインには、ルマン24時間耐久レースにおけるポルシェの栄光を再現。1969年の「908ロングテールクーペ」、1971年の「917ショートテールクーペ」といった歴史に名を刻んだマシンが、デザインモチーフに起用された。大型リアウィングなど、空力面の改良も施されている。918RSRはエンジンが後輪、モーターが前輪を駆動する4WD。市販のハイブリッド車と異なるのは、バッテリー(2次電池)を搭載しない点だ。2次電池の代わりに搭載される電気式の「フライホイールジェネレーター」がブレーキ時にエネルギーを回生し、加速が必要な際に電力によってモーターを作動、エンジンパワーをアシストする。
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