これがメルセデスベンツ SLK 新型…マジックスカイコントロール採用

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ダイムラーは13日、新型メルセデスベンツ『SLK』の概要を明らかにした。新型は3代目。小型高級ロードスターの定番モデルが、さらなる進化を遂げている。

新型のデザインには、最新メルセデスベンツのトレンドを導入。フロントマスクには、『SLS AMG』や新型『CLS』と共通イメージが与えられた。また、ロングノーズにコンパクトなキャビン、短いテールエンドと、古典的ロードスターの雰囲気も表現されている。

新型も引き続き、電動メタルルーフの「バリオルーフ」を装備。注目できるのは、オプションのガラスルーフに採用される「マジックスカイコントロール」だ。これは、スイッチ操作によって、ガラスルーフの色を透明からダークブルーへ変化させられる世界初のテクノロジーである。ガラス自体に、サンシェードの機能が組み込まれているというわけだ。

マジックスカイコントロールは、夏場の車内温度上昇を抑える効果もある。ダイムラーによると、米国デスバレーの耐熱テストでは、通常のガラスと比較して、アームレストの表面温度を最大10度抑えることができたという。

欧州向けのエンジンは、直噴ガソリン3種類で、すべてにアイドリングストップを採用。ダイムラーによると、現行モデルと比較して、燃費は最大25%引き上げられているという。

「SLK200ブルーエフィシエンシー」と「SLK250ブルーエフィシエンシー」は、出力特性の異なる1.8リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載。最大出力は「SLK200」が184ps、「SLK250」が204psだ。

トランスミッションは、「7Gトロニックプラス」。0-100km/h加速はSLK200が7秒、SLK250が6.6秒、最高速はSLK200が237km/h、SLK250が243km/hに到達する。それでいて、欧州複合モード燃費はSLK200が16.39km/リットル、SLK250が16.13km/リットル、CO2排出量はSLK200が142g/km、SLK250が144g/kmと環境性能は高い。

トップグレードの「SLK350ブルーエフィシエンシー」には、新開発3.5リットルV型6気筒エンジンを積む。最大出力は306psを引き出し、0-100km/h加速5.6秒、最高速250km/h(リミッター作動)、欧州複合モード燃費14.08km/リットル、CO2排出量167g/kmの性能だ。

新型SLKは、ドイツでは17日にオーダー受け付けを開始。現地価格は、3万8675ユーロ(約430万円)からと公表されている。

《森脇稔》

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