デンソー加藤社長「2020年に向けた長期構想を策定」

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デンソーは1月6日、本社(刈谷市)で2011年の年賀式を開催し、加藤宣明社長は「今年は『次の10年』を描く年にしたいと考えている。2020年に向けた長期構想について共に考え、将来のデンソーの目指す姿を描いていきたい」と挨拶した。

一方、同社は2011年度が「構造改革3カ年計画」の最終年度に当たる。構造改革をやりきる上で、「変化に先んじる」、「総力を結集する」の2点に重点を置くことを求めた。

具体的には、同社の基本理念にある「変化に先んじる」ことで魅力ある製品を提供し、世界の人々の幸福に貢献することを使命とすることを訴えた。「5年先、10年先に社会やクルマがどう変わっていくのか、時代の先を読み、お客様の立場になって物事を考え、変革に挑戦していく。これを私たちの基本動作としていきたい」としている。

さらに「一人ひとりの力には限りがあり、私たちの仕事には一人ではできない事が多くある。しかし、智恵と情熱と行動する力を集め、総力を持って取り組めば、一人ではできなかった事ができるようになり、可能性は無限に広がっていく」と述べ、総力を結集できる職場づくりに向けて日ごろからコミニケーションを密にするよう呼び掛けた。

《レスポンス編集部》

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