ホンダの次世代PHV、実験車は インスパイア ベース

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ホンダが現在、開発を進めている次世代プラグインハイブリッド。その最初の実験車、『アコード』(日本名:『インスパイア』)プラグインハイブリッドが米国で披露された。

ホンダは11月17日、ロサンゼルスモーターショーにおいて、次世代プラグインハイブリッドの概要を初公開。専用開発の低燃費2.0リットル直列4気筒「i-VTEC」エンジンに、2つの高出力モーターを組み合わせたのが特徴だ。

さらに、大容量リチウムイオンバッテリーも新開発。ハイブリッドモード、エンジンモード、EVモードという3つの走行モードを持ち備え、EVモードでは最大24kmを、最高速100km/hでゼロエミッション走行できる。エンジン駆動と合わせて、最大航続距離は800km以上を実現する。

米国ホンダは15日、次世代プラグインハイブリッド技術を積んだ実験車、アコード(日本名:インスパイア)を初公開。同時に同車を使った実証実験を、カリフォルニア州南西部のトーランス(米国ホンダの本社所在地)で開始すると宣言した。

ホンダは、インスパイアをベースとした実験車で実用性確認やデータ収集を行い、2012年に次世代プラグインハイブリッド車を市販する計画。米国ホンダの岩村哲夫社長兼CEOは、「2012年の市販に向けて、トーランスでの実証実験が非常に重要な意味を持つ」と述べている。

《森脇稔》

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