日産の高級車ブランド、インフィニティが2013年に発売予定の新型EVセダン。同ブランドにとって初のEVは、非常にスタイリッシュなデザインとなりそうだ。
これは、『オートモーティブニュースヨーロッパ』が8日に報じたもの。同メディアとのインタビューの中で、インフィニティのデザインを統括する日産自動車の中村史郎常務執行役員チーフクリエイティブオフィサーは、新型EVセダンが今年9月に公開したイメージスケッチに、極めて近いデザインになることを明かしたという。
このイメージスケッチは、今年9月末、英国ロンドンの新販売店オープンの記念式典で、インフィニティが披露したもの。日産ブランド初のEV、『リーフ』とは全く異なる方向性のデザインが特徴のセダンで、スタイリッシュで高性能、5シーターを備えたラグジュアリーなEVを示唆したものだった。
中村史郎氏は、「このスケッチは非常に気に入っている。まさに我々が思い描いている新型EVの姿を表現したものだ」と、同メディアに話したという。さらに中村氏は、「2011年の半ばに、最終デザインを決定する」と語ったとのことだ。
この新型EVのパワートレインに関して、中村氏は明らかにしていない。同メディアは、「日産リーフのシステムをベースに、さらにパワーアップを遂げたパフォーマンス志向のEVとなる」とレポートしている。