エンスー魂を理論的なコミックにする…?!

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『エンスー自動車研究所』
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エンスーCARガイドDIRECTコミック
『エンスー自動車研究所』
作:有野篤 原案:御殿場秀彦
価格:1470円 発行:エンスーCARガイド

免許もない中学生が、超マニアの博士によって、深い深〜いクルマ趣味世界に誘われていく……。「いいクルマ」には言葉で説明できる理由が存在する。この理由を理論的に説明するために設立された非営利団体がエンスー自動車研究所だ。

本書は『エンスーCARガイド』シリーズに不定期で掲載されてきた連作を1冊にまとめたもの。クルマ版『鉄子の旅』。「日産ラシーンはシトロエン2CVの後継モデルだった」といった、一見荒唐無稽なエピソードばかりだが、これを読者に納得させるだけの根拠を示していく。もちろん作者ならではの脱線ネタや辛口コメントも。

発行のきっかけは、著作数や人気の割には単行本の数が少ない著者のファンからの要請。200冊の予約購入があれば単行本化すると、エンスーCARガイドがウェブサイトで告知したところ、数字はすぐに達成されたという。

収録内容…●ホンダ・ビート「ビートだけが成し得た低重心の謎」●日産ラシーンとシトロエン2CV、ルノー・キャトル●スズキ・カプチーノ●オートザムAZ-1とマクラーレンF1●スズキ・スイフトスポーツ●ランチア・ストラトスとホンダ・ビート●スズキ・カプチーノ「高いフロアトンネルの謎」●ルノー・カングーとトゥインゴ、アヴァンタイム●“ABC”こと1990年代の傑作軽自動車総括●連載開始以前の設定資料や、下書き段階の原稿

発行元注:発行部数が少なく、書店店頭に並ぶのはごく少数。エンスーCARガイドサイトほか、ウェブ書店での購入が簡単。

《高木啓》

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