凍結路面でハンドルを取られたトラック、乗用車と衝突

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11月30日午前0時50分ごろ、青森県五戸町内の国道4号を走行していた大型トラックが対向車線側へ逸脱。対向してきた乗用車と正面衝突する事故が起きた。トラックは弾みで路外へ逸脱して崖から転落。運転していた64歳の男性が死亡している。

青森県警・五戸署によると、事故当時の気温は低く、路面は凍結していた。トラックはスリップしながら対向車線側へ進入。そのまま乗用車と正面衝突した。

トラックは衝突を回避しようと急ハンドルを切った弾みで道路左側の路外へ逸脱。ガードレールを突き破り、約20m下の草地まで転落して大破した。運転していた東京都江戸川区内に在住する64歳の男性は地元消防が救出し、近くの病院に収容されたが、胸部強打で約2時間後に死亡した。乗用車を運転していた南部町内に在住する40歳の男性にケガはなかった。

現場は五戸町浅水馬場付近で、片側1車線の緩やかなカーブ。トラックの進行方向に下り坂となっていた。警察では凍結路面にハンドルを取られたものとみている。

《石田真一》

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