マツダは30日、2013年にもメキシコに工場を建設するとした一部報道に関し「現時点で決まったものはない」とのコメントを公表した。
同日付の朝刊で日本経済新聞が1面トップで報じた。住友商事との共同出資でメキシコに工場を建設し、小型車を年間10万台生産するという。生産車種は『デミオ』『アクセラ』を予定している。11年初めに正式決定するという。
マツダはこの報道について「新興国のビジネスを拡大していくのは当然のことであり、商社の知見も含めて日頃から検討している。ただし現時点で決まったものはない」とのコメントを公表した。