三菱自動車が発表した10月の生産・国内販売・輸出実績によると総生産台数は前年同月比25.7%増の10万6909台と大幅プラスとなった。国内生産、海外生産ともに大幅増となり、12か月連続でプラスだった。
国内生産は同33.2%増の6万1818台と11か月連続でプラスとなった。国内向けは低調だったものの、輸出でカバーした。
国内販売は同29.6%減の8834台と大幅マイナスとなった。マイナスは2か月連続。『パジェロ』や『i-MiEV』を除くほとんどのモデルがマイナスとなり、国内シェアは前年同月よりも0.2ポイントダウンして3.1%となった。
輸出は同58.8%増の3万9485台と11か月連続でプラスとなった。欧州向けが同289.7%増となったほか、北米向けが同48.8%増、アジア向けが同29.7%増となった。
海外生産は同16.6%増の4万5091台と12か月連続で前年を上回った。欧州は半減したものの、アジアが同22.7%増と好調だった。