ゼロが発表した2010年7〜9月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が4億3000万円の黒字。前年同期は8100万円の赤字だった。このほか全利益面で黒字化した。
売上高は前年同期比10.8%増の137億6000万円と増収となった。エコカー補助金効果で日産自動車の国内販売が好調だったため、新車輸送の需要が伸びた。中古車輸送も営業体制を強化した効果で堅調だった。
収益では、売上げの増加や一般貨物事業で不採算事業から一部撤退したことで、経常利益は4億5900万円、当期純利益が1億2700万円と全利益段階で黒字化した。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。