スバルオブアメリカは3日、10月の新車セールスの結果を公表した。総販売台数は2万2720台で、前年同月比は25%の大幅増。2か月連続で前年実績を上回るとともに、10月の販売記録を塗り替えた。
車種別で見ると、乗用車系では09年5月に新型を投入した『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)が、前年同月比35%増の8694台をセールス。10月としては、過去最高の販売記録を達成する。
『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)は、10月新記録の3543台を売り上げ、前年同月比は9%増と2か月連続で増加。2011年モデルを投入した『インプレッサ』も、21%増の3676台と2か月続けてのプラス。「WRXシリーズ」に関しては、50%の大幅増だ。
ライトトラック(SUVなど)系では、『フォレスター』が10月の月間新記録となる6631台をセールス。前年同月比は28%増と、2か月連続で増加した。しかし、中型SUVの『トライベッカ』は、28%減の176台と不振が続く。
スバルの今年1‐10月米国新車販売は、前年同期比23%増の21万6334台。スバルオブアメリカのティム・コルベック副社長は、「全米618のディーラーが素晴らしい結果を残した。主力4車種を中心に売れている」と、コメントした。