富士通テンが発表した2010年9月中間期の連結決算は営業利益が前年同期比683.5%増の29億7400万円となった。
売上高は同13.6%増の1445億7600万円となった。カーナビなどのインフォテインメント機器の売上げが同15.6%増と好調で自動車用電子機器も海外を中心に好調だった。
収益では、売上げ増の効果で経常利益は11億5300万円、当期純利益は12億4900万円と黒字に転換した。
通期業績見通しは売上高が年初予想よりも168億円マイナスの2981億円、営業利益が10億円マイナスの71億円、経常利益が34億円マイナスの51億円、最終利益が23億円マイナスの39億円と下方修正した。エコカー補助金の終了で国内需要が想定以上に落ち込む見通しとなったため。