軍用車『ハンビー』と基本を共用し、圧倒的存在感と燃費の悪さで知られるハマー『H1』。米国の新興メーカーがそのEVバージョンを開発し、話題となっている。
このハマーを開発したのは、米国のネイションEという会社。ハマーH1のEVを、その名も『エンジェルH1』というネーミングでリリースした。エコをイメージさせるグリーンのボディには、白い翼が描かれている。
モーターの出力や動力性能に関しては、公表されていない。現時点で分かっているのは、2次電池の蓄電容量が60kWhという点のみ。超ヘビー級のH1をEVとして動かすには、大容量のバッテリーが必要ということだろう。
同社は今月下旬、ドイツ・ミュンヘンで開催されるEV展覧会、「eCarTec」にこのエンジェルH1を出品。ゼロエミッション・ハマーをアピールする方針だ。