日本電産は、中国事業を強化するため、重慶・成都・武漢・長春・鄭州の5都市に支店(分公司)を設立した。
今回の5支店の設立で同社の台湾を含む中国ネットワークは販売法人4社、支店8拠点の計12拠点となった。
5都市に支店を設立したのは、成長著しい中国内陸部での同社製品の販売を強化するのが目的。今回支店を開設した重慶、成都、武漢、長春、鄭州の5都市は、情報通信機器関連、家電関連、自動車関連を中心とした企業の研究開発拠点や、生産拠点として躍進している。各支店は、中国地場メーカーの新規開拓や、既存顧客の内陸進出をフォローして顧客ニーズとマーケットに即応したサービスを展開していく方針だ。
同社では支店の増設による販売ネットワークの拡大に伴って、中国拠点の運営面での現地化を加速し、女性幹部登用、若手社員登用も積極的に推進すると、している。