インドのタタモーターズは1日、8月の新車販売(輸出も含む)の結果を公表した。総販売台数は6万5938台で、前年同月比は32%増と伸長した。
タタのインドでの主力は商用車だ。8月は前年同月比20%増の3万5585台を販売。このうち、LCV(ライトコマーシャルビークル)が、11%増の2万0734台を占める。
乗用車の8月インド販売は、2万7008台。前年同月比は、34%増と伸びた。超低価格車の『ナノ』が224%増の8103台の人気となったほか、『インディゴ』シリーズが151%増の6678台を販売。『スモー』『サファリ』シリーズも、11%増の2884台を売り上げた。
8月の輸出台数は、前年同月比92%増の5157台。今年4-8月では、前年同期比109%増の2万1641台を出荷している。
タタの今年4-8月累計セールスは、前年同期比43%増の31万5445台。タタは6月にナノの専用工場を稼働させ、ナノの年産台数を25万台へ引き上げた。この効果が43%もの伸びに反映されている。