トレーラー積載のコンテナ爆発…沿道の建物を破壊

自動車 社会 社会

5日午前1時30分ごろ、群馬県玉村町内の県道を走行していた大型トレーラーに積載されていたコンテナが突然爆発。道路沿いにある商店1棟が爆風で半壊したほか、民家やアパートなどのガラスが割れ、1人が軽傷を負う事故が起きた。

群馬県警・伊勢崎署によると、コンテナはベトナムに輸出予定のもので、中には中古の給油機や建設用の機材などが収められていた。給油機に残留していたガソリンが揮発、コンテナ内に充満したところ、給油機や機材が接触したことで発生した火花で引火したものと推測されている。

コンナテは内部から膨張するようにして大破。爆風で周辺の商店や民家などに被害が出たが、交通量の少ない時間であったことから巻き込まれた他車両は無かった。

現場は玉村町上福島付近で、片側1車線の直線区間。トレーラーを所有する運送会社は荷主から提出された書類によってコンテナの中身を把握していたが、中身のチェックはしていなかった。これにより給油機の内部に残されていたガソリンに気がつかなかったとみられる。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV