USSが3日に発表した2010年4〜6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比25.6%増の61億5000万円と増益となった。
売上高は同8.1%増の153億4800万円と増収だった。中古車オークション事業では、出品台数が同0.3%減の5万7400台だったが、成約台数が同7.5%増の3万4600台と好調だった。インターネットライブによる落札件数が増加、手数料収入も増加した。
収益では、売上げの増加に加え、減価償却費やのれんの償却額が大幅に減少、オークションシステム機器のリースアップなどもあり、経常利益は同19.5%増の60億9800万円、当期純利益は同9.1%増の32億4200万円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。