トヨタ紡織は2010年4〜6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。
売上高は自動車生産台数の回復で、受注が増加、前年同期比45.1%増の2503億7900万円と大幅増収となった。
収益では、製品価格変動の影響はあったものの、増産増収や合理化効果で、営業利益は98億2600万円と黒字に転換した。経常利益は94億5400万円だった。前年同期に92億円の赤字だった当期純利益は45億700万円の黒字となった。
中間期業績見通しは主に主要納入先のトヨタ自動車の生産・販売計画が想定以上なため、上方修正したが、通期業績見通しは先行き不透明なため、前回予想を据え置いた。