シボレーの新型ポリスカー、2011年4月に実戦配備

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カプリスPPV
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GMは26日、新型ポリスカー、シボレー『カプリスPPV』(ポリス・パトロール・ビークル)の最終スペックと発売時期を公表した。

カプリスPPVは、GMのオーストラリア向け大型セダン、ホールデン『ステーツマン』をベースに開発された警察専用車。米国でカプリスのネーミングが復活するのは、約15年ぶりとなる。

GMは26日、カプリスPPVの最終スペックを公表。ボディサイズは、全長×全幅×全高5186×1899×1490mmと堂々の大きさだ。この大型ボディに6.0リットルV8ガソリンエンジン(355ps、53.1kgm)を搭載し、0-96km/h加速は6秒以下で駆け抜ける。GMによると、最高速はクラストップレベルだという。

燃料は、エタノール85%にガソリン15%を混合したE85にも対応。トランスミッションは6速ATだ。2012年には、より燃費性能を高めたV6ガソリンエンジン搭載車が追加される。

室内は、クラス最大級の3172リットル(VDA計測法)の容量を確保。フロントシートはガンベルトを装着したままでも座れる専用設計とした。ドライバーインフォメーションセンターには、「トラップスピード」機能が付く。

GMは今年10月から、全米の警察に対して、カプリスPPVの受注活動をスタート。2011年4月から現場に配備される予定だ。GMのブライアン・スモール事業部長は、「カプリスPPVは大型セダンで後輪駆動、V8エンジン搭載と、米国警察のニーズを満たす最高の専用車」と、自信たっぷりにコメントしている。

《森脇稔》

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