23日午後10時20分ごろ、静岡県牧之原市内の東名高速道路上り線で、路肩に停車していた大型トラックに対し、後ろから進行してきた別の大型トラックが追突する事故が起きた。被追突側の運転者は車外に出ており、全身を強打したことが原因で死亡している。
静岡県警・高速隊によると、被追突側のトラックは何らかの車両不具合を起こしたとみられ、路肩に停車。運転していた佐賀県鹿島市内に在住する30歳の男性が車外で点検を行っていたところ、後ろから進行してきた大型トラックが追突した。
被追突側のトラックは前方に押し出され、車外に出ていた男性を直撃。男性は全身を強打したことが原因で即死した。追突側のトラックを運転していた徳島県鳴門市内に在住する60歳の男性も軽傷を負っている。
現場は牧之原市坂部付近で、片側2車線の直線区間。警察では追突側の前方不注視が事故の主因とみている。