ユーシン、次期社長候補の募集を開始

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ユーシンは『社長候補求む!』として、次期社長候補となる人材の募集を開始した。入社時の年棒は3500万円以上を保証し、正式な社長就任時にはさらに年収を引き上げる。

社長候補は、大卒以上で英語が堪能、行動力、思考力に優れ、グローバル経営を任せられる若手であり、社内の応募でも可とのこと。30代、40代も歓迎するとしている。応募の締め切りは8月10日。

このように、人材募集で社長を公募するのは異例のケース。

同社は自動車部品メーカーだが、外資系ファンドのRHJインターナショナルが資本参加したのを機に、社長だった田邊耕二氏が経営の第一線から退き、RHJが送りこんできた日産自動車出身者を社長に据えた。しかし、この社長と田邊氏が経営方針や社長の経費の使途などを巡って対立。この社長を放逐し、2008年に最高顧問だった田邊氏が社長に復帰した経緯がある。

しかし、田邊社長は現在76歳と高齢。後継者を社内外から幅広く募集することにした。

《レスポンス編集部》

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