GM、インドにメンテナンスパッケージ導入…維持費を軽減

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GMは22日、インドで販売する全車種に、「キャッシュレス・オーナーシップ・オファー」を導入すると発表した。

これは新車購入時に一定の金額を支払えば、3年間、または走行距離4万5000kmまでの定期的なメンテナンス&サービスを、追加費用なしで行うもの。このメンテナンスパッケージには、消耗部品代や作業工賃が含まれる。

GMインディアのアンクシュ・アローラ副社長は、「最高の商品とサービスを提供するのが我々のコミットメント。今回のメンテナンスパッケージにより、顧客の維持費負担の軽減が図られる」と述べた。

GMが、インドでこの種のメンテナンスパッケージを導入するのは、今回が初。すでにトヨタは「スマイルプログラム」、フォードは「トータルメンテナンスプラン」を開始しており、GMもライバルの動きに追従し、顧客満足度の引き上げを狙う。

GMは2003年、シボレーブランドをインドへ投入。7年間の累計販売台数は30万台を突破しており、インドで急成長を遂げたブランドのひとつだ。GMは年内にインド国内の販売拠点を206から300に増やし、インド市場での攻勢を強めていく。

《森脇稔》

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