東北道浦和料金所で現金強奪事件

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24日午前3時7分頃、東北自動車道浦和本線料金所(埼玉県さいたま市緑区)の出口ブースに、男が侵入。料金収受員に刃物を突きつけ、現金を強奪する事件が発生した。

刃渡り15センチほどの刃物を突きつけた男は、料金収受員がひるんだ隙に、現金4万5000円を鷲づかみにして逃げた。

被害にあった料金収受員によると、犯人が侵入する時には気がつかず、背後から近づいたようだと話す。また、高速道路の敷地を区切る立入防止柵を乗り越え、岩槻インターチェンジ方面へ逃走した。

現場付近は東北自動車道を挟むように国道22号線(岩槻街道)が並行している。男が逃走した岩槻インターチェンジ方面の立入防止柵の先も国道22号線だった。

道路を管理する東日本高速道路会社は「幸いなことに収受員に怪我はなかった。毎年実施しているが、今後も防犯訓練など徹底し防止に努めたい」(井上啓一社長)と、話した。

同社の管理する有料道路では、07年12月に東関東自動車道富里インターチェンジ(千葉県富里市)で、同様の事件が発生している。

《中島みなみ》

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