三井ハイテックが発表した2010年2~4月期(第1四半期)の連結決算は最終利益が1000万円となり、黒字に転換した。前年同期は17億9800万円の赤字で、大幅に業績が改善した。
売上高は前年同期比115.9%増の124億5400万円と前年同期の2倍以上の増収となった。新興市場などの生産増を反映し、自動車、家電、半導体からのプレス用金型の受注が増加した。
収益ではIC関連事業の赤字が影響し、営業損益は1億7500万円の赤字で、前年同期21億4600万円の赤字からは改善した。経常利益は為替差益の効果もあって5600万円と、黒字に転換した。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。