スズキのインド新車販売、初の10万台超え…5月実績

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スズキのインド子会社、マルチスズキは1日、5月のインド新車販売の結果を公表した。総販売台数は、前年同月比27.9%増の10万2175台。同社の単月の販売台数としては、初めて10万台を上回った。

10万2175台の販売台数は、今年2月の9万6650台を上回る過去最高実績。その内訳は、インド国内が前年同月比27.2%増の9万0041台、輸出が33.5%増の1万2134台だ。

車種別では、主力のA2セグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』が、トータル6万2679台を販売。前年同月比は16.6%増と伸びた。

また、A2セグメントの下に位置するCセグメントでは、『オムニ』『バーサ』『イーコ』が、前年同月比70%増の1万2953台をセールス。A2セグメントの上のA3セグメントでは、『SX4』『デザイア』が60.5%増の1万0883台と、強みを発揮した。

マルチスズキは、「A2、A3、Cの各セグメントで、過去最高の販売台数を達成」と説明。マルチスズキの今年4 - 5月累計新車販売は、前年同期比28.8%増の19万5233台となっており、インド市場におけるトップシェアの座は、揺るぎない。

《森脇稔》

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