スズキが発表した4月の四輪車生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比22.9%増の22万9565台と6か月連続で前年を上回った。
国内生産は同20.3%増の8万4811台と、4か月連続でプラスとなった。国内販売が、輸出ともに増加したため。
国内販売は同9.4%増の4万9997台と、3か月ぶりに前年を上回った。小型車は依然として低迷しているが、軽自動車が『ワゴンR』、『パレット』、『アルト』がけん引し、同12.1%増と2ケタの伸び率となった。
輸出は同60.7%増の2万4444台となり、5か月連続で前年を上回った。北米、アフリカを除く全地域で増加した。
海外生産は同24.4%増の14万4754台と10か月連続でプラスとなり、4月としては過去最高となった。インド、中国などが増加したため。