【シトロエン DS3 日本発表】ワードローブの最後の仕上げ

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プジョー・シトロエン・ジャポンは5月6日よりシトロエン『DS3』を日本で発売した。価格は249万円から。この『DS3』の最大の特徴は注文方法にある。それは“ビークルパーソナリゼーション”と名付けられている。

ボディーカラーやルーフ&ドアミラーカラー、ダッシュボードカラー、シート、アルミホイールのカラーなどをユーザーの好みに応じて組み合わせ、そのユーザーだけの1台を作り上げるシステムだ。

シトロエン・デザインセンター、デザインディレクターのオレグ・ソンさんは「クルマを注文して、ディーラーからクルマを受け取った時、誇りに思えるクルマだと信じています。まさにパーソナル化された、ユーザーのためのクルマになっていると思うのです」と“ビークルパーソナリゼーション”の意義を話す。

また、ソンさんは、DS3をファッションアイテムのように思って欲しいという。「ワードローブの最後の仕上げと思って欲しいのです。ファッションのためにバッグを買ったり時計を買ったりするように、おしゃれの仕上げということで選んで欲しいのです」。

「特に女性に選んで欲しい。我々デザイナーもそういうことを念頭に置いて、最新のファッショナブルなアイテムとして提供したいと考え、デザインしているのです」

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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