22日午後11時50分ごろ、宮崎県宮崎市内の国道を走行していた乗用車が、同方向へ走行していた隣車線の軽乗用車と接触する事故が起きた。人的被害はなかったが、クルマは逃走。警察は後に同市内に在住する男を逮捕した。
現場には乗用車のナンバープレートが残されており、警察はこれを元に当て逃げ事件として捜査を開始。このクルマを所有者である同市内に在住する64歳の男を訪問したところ、この男が酒に酔っていたことが判明。当て逃げへの関与も大筋で認めたことから、道路交通法違反(酒気帯び運転、ひき逃げ)容疑で逮捕している。
宮崎県警・宮崎南署によると、事故が起きたのは22日の午後11時50分ごろ。宮崎市花山手東1丁目(N31.53.58.9/E131.24.32.2)付近の国道269号で、第2車線を走行していた乗用車が緩やかな右カーブを曲がりきれずに第1車線側へ逸脱。第1車線を並走していた軽乗用車と接触した。
乗用車は急ハンドルを切った弾みで中央分離帯に接触。さらに道路左側の縁石に乗り上げたが、そのまま逃走した。軽乗用車の運転者にケガはなかった。
現場は片側2車線。調べに対して容疑の男は「市内の居酒屋で酒を飲み、帰宅する途中だった」などと供述しているようだ。