プロロジス、太陽光発電システム実験場を米国の物流施設に設置

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米国コロラド州デンバーで運営する物流施設の屋根に設置された太陽光発電実験場
  • 米国コロラド州デンバーで運営する物流施設の屋根に設置された太陽光発電実験場
  • 17日に現地で行われた記者会見でスピーチをおこなうウォルト・ラコウィッチCEO

プロロジスは19日、米国現地時間17日にコロラド州デンバーに保有する物流施設の屋根に太陽光発電システムの実験場を開設したと発表した。

同社では世界に展開する物流施設の屋根に、大規模な太陽光発電システムの導入に取り組んでいるが、効率的な太陽光発電システムを導入するため、今回自社施設に太陽光発電システムの実験スペースを開設した。

今回開設した実験場には、米国企業8社が開発した99枚の太陽光発電モジュールを設置しており、合計11kWの発電能力がある。すでに発電を開始しており、単結晶型シリコン、薄膜電池をガラスに挟み込んだタイプ、薄膜電池を変形可能なシートに組み込んだタイプなど、様々な種類のモジュールを採用した太陽光発電システムの技術をここで比較する。さらにこれらの太陽光発電システムは16の独立したシステムで構成しており、個々のシステムの発電データを計測監視することが可能。

同社はこの実験を通して最も効率の高い太陽光発電システムを判定、今後、物流施設に設置する太陽光発電システムを選定する上での参考にするとしている。

同社は現在フランス、ドイツ、日本、スペインおよび米国で32棟の施設屋根、合わせて約98万5000平方m(1060万平方フィート)に、計24.6メガワットの太陽光発電システムの導入を完了、または導入を進めている。

《レスポンス編集部》

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