ATグループが発表した2010年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比103.0%増の101億2700万円と倍増した。
売上高は同1.2%減の3342億7000万円と減収。中古車、産業車両の売上げが落ち込んだが、エコカー補助金などの効果や『プリウス』の販売増でカバーし、微減にとどまった。新車販売台数(除軽)は同6.4%増の7万7428台となった。
収益では販売費・一般管理費などを削減したことなどから経常利益は同66.6%増の113億2700万円、最終利益は同74.8%増の68億4700万円となった。
今期の業績見通しは、売上高が同2.4%減の3262億円、営業利益が同10.1%減の91億円、経常利益が同10.0%減の102億円、最終利益が同12.4%減の60億円となる見込み。