ヒュンダイモーターアメリカは3日、4月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は4万4023台で、前年同月比は29.7%増と、10か月連続の前年実績超え。4月単月としては、過去最高セールスを達成した。
乗用車系では、新型を2月に投入した『ソナタ』が、前年同月比56.9%増の1万8536台をセールス。ホンダ『アコード』の2万9311台、トヨタ『カムリ』の2万7914台に次いで、米国で3番目に売れたミッドサイズセダンとなった。また、高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』も、9.1%増の2265台と好調。モデル末期の『エラントラ』も106.2%増の9657台を販売した。
SUV系では、マイナーチェンジを受けた『サンタフェ』が、前年同月比58.8%増の5917台をセールス。09年12月に新型に切り替わった『ツーソン』も、171.1%増の3871台を売り上げた。
ヒュンダイの2010年1 - 4月の米国新車セールスは、前年同期比19.8%増の15万5532台。ヒュンダイモーターアメリカのDave Zuchowski副社長は、「新型車の販売増とブランドの認知度向上により、値引きなどのインセンティブは劇的に減少している」と、述べている。