バンドー化学、2012年度の営業利益目標を下方修正

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バンドー化学は6日、中期経営計画「DM-2(DOING MORE on the new frontier 2nd Stage)」を策定した。

同社は2007年度に中期経営計画「DOING MORE on the new frontier」を策定し、2012年度までに100億円の営業利益を生み出す収益体質の企業を目指すとしていた。2007 - 2009 年度をファースト・ステージ(DM-1)と位置付け、今年度からセカンドステージに入る。

DM-2では、グローバルでの市場環境の変化に対応して目標を見直し、2012年度の営業利益目標を70億円に下方修正した。売上高は900億円を目指す。

目標達成のため、ベルト事業に重点的に経営資源を投入し、中長期的に成長が期待できる海外市場での事業拡大を目指す。特に、中国・インド・ASEANといったアジアを中心とした新興国を重点市場とし、それぞれの地域で要求品質に応じた仕様・価格の製品を提供する。

国内市場では、大きく変化する市場に柔軟に対応し、地球環境保護に寄与する機能の付与や、高機能化を進める。今後発展が期待される新しい市場も開拓し、安定した持続的成長を目指す。国内外生産拠点の相互補完体制の整備、革新的な生産方式を確立し、グローバルでのコスト競争力を強化する。

さらに、環境や省エネ、クリーンをキーワードにした新製品開発体制を強化するとともに、成長市場に向けた新製品の開発を加速し、次世代の柱となる新事業の創出に取り組む。

《レスポンス編集部》

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