ホンダが5月13日から発売するガスパワー発電機『エネポEU9iGB』は、これまでの露天商などに見られる商用目的の使用イメージを覆す、カジュアルな電源として注目を集めそうだ。
ホンダが15日に東京「船の科学館」で開催した汎用製品体験会で、ガーデニングカウンセラーの岡井路子さんが、エネポEU9iGBによる給電でホットプレート(900W)と電気ポット(900W)を同時に稼動させるデモンストレーションを行なった。
「手伝いましょうかとホンダのスタッフさんが言ってくれますけど、この発電機ならひとりで簡単にセットできる」と岡井氏は話しながら、熱々の紅茶に自身が育てたハーブを添える。
「紅茶やコーヒーは、お家で淹れてポットに入れて持っていくのもいいけど、こうして外で淹れたてをいただくのが一番おいしい」(岡井氏)
いっぽう、エネポ2台をつなぎ、ホットプレート(1400W)や電気ランタン(140W)、IHポータブルヒーター(1400W)を同時に稼動させ、“火を使わないキャンプ”を実践していた快適生活研究家の田中ケン氏の姿も。
「アウトドアの3大要素、食・住・遊のすべての道具を揃えるのは難しいが、発電機さえあれば家にある電化製品を使えるので、食の道具がだいたい解決する。重宝する一台だ」(田中氏)
小さな子供たちが走り回る場所で、火を使わず、煙も出さず、もともと家庭にある電化製品を使って気軽にキャンプを楽しむ。そんなときに力強い支えとなるのがエネポ、ということを実践していた。