アイシン精機、アイシン・エィ・ダブリュ、アイシン・エーアイ、アドヴィックスのアイシングループ4社は、4月23日から5月2日まで北京国際展覧中心新館で開催される「オート・チャイナ2010」に共同出展する。
アイシングループは自動車需要が拡大する中国市場での受注拡大を目指して、マニュアルトランスミッションから最先端のハイブリッド車用製品、エンジンの基本構成部品、ESCなどの安全対応製品、カーナビゲーションシステムまで幅広く出展、アイシングループの総合力をアピールする。
ドライブトレイン分野では、従来のマニュアルトランスミッションにクラッチアクチュエーター、シフトアクチュエーター、各種センサー類を付加することで、自動変速を可能にした「オートメイテッドマニュアルトランスミッション」の最新モデルを中国で初出展する。コンパクト、世界トップ性能を両立した「マニュアルトランスミッション」や、高振動減衰性能を実現した「クラッチディスク&カバー」も展示する。
ブレーキ及びシャシー分野では、独自のギヤポンプによって高い静粛性を実現する「ESCモジュレーター」や、パーキングブレーキ機能を電子制御する「電動パーキングブレーキ」を展示する。
また、ボディ分野では、重厚感のある閉まり音の「ドアロック」、樹脂化・アルミ化などで軽量化を実現した「サンルーフ」など、中国の現地法人が生産する製品を中心に展示する。
さらにエンジン分野では、電動化によりエンジン回転と独立して必要な量の送水を可能にし、エンジンの駆動力を直接使用しないことで燃費向上に寄与する「エンジン冷却用電動ウォーターポンプ」や、「タイミングチェーンカバー」「シリンダーヘッドカバー」などのエンジンの基本構成部品を展示する。
このほか、情報分野では、さまざまな国と地域に対応した「カーナビゲーションシステム」や、カメラ・描画ECU一体型の「駐車アシストシステム」を中国で初出展する。